悲劇のマラソン走者 死巡る実相 藤島大氏が選ぶ3冊
円谷幸吉 命の手紙 松下茂典著

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2019/10/17 14:00
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日本経済新聞 電子版
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干し柿、もちも美味しうございました。もうすっかり疲れ切ってしまって走れません。

素朴な言葉が悲しく、平易ゆえに美しい。東京五輪3位のマラソン走者は「一〇〇〇年も語り継がれるだろう」遺書と謎を残して自刃した。

葬儀の場、ある人物の焼香の背中に「人殺し! おまえが、円谷幸吉を殺したんだ」の罵声が飛んだ。出来過ぎの逸話のようだが、著者は、当時の参列者の証言を得ている。

関係者、親族、友人への丹念な取材…

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