消えゆく道産子 動物学者 今泉忠明

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2019/11/15 14:00
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日本経済新聞 電子版
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富士山吉田口五合目あたりに観光用のウマが10頭前後いるのに気付いた。この中に道産子が混ざっていると聞いた。道産子は在来馬の一つ、北海道和種である。30年近く前、ある出版社から道産子の記事を頼まれ、北海道へ出かけて行ったのを思い出した。十勝農協連で帯広の南、湧洞沼(ゆうどうぬま)の畔(ほとり)に広がる牧場を紹介され、そこに放牧されていた道産子を取材したのである。

道産子のルーツは一般的には明治時代…

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