オリンパス、操作性高めた超音波内視鏡

2019/10/15 12:00
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オリンパスは、胃や十二指腸に挿入して膵臓(すいぞう)や胆道を観察する超音波内視鏡の新製品を発売した。従来機種に比べて外径を細くして挿入しやすくしたり、胃や十二指腸内で操作しやすくしたりした。日本と香港で発売し、英国やアジアの一部地域でも順次販売する。

オリンパスが発売した「GF-UE290」

新製品「GF-UE290」は膵臓や胆道にできるがんや結石を診断する目的で使う。胃や十二指腸に内視鏡を挿入して先端部から超音波を発生。反射した超音波で膵臓や胆道の内部を画像化する。

2005年に発売した従来機種に比べて外径を細くして挿入しやすくした。先端部の外径を0.4ミリメートル、軟性部と呼ぶしなやかに曲がる部分の外径を0.9ミリメートル細くした。さらに先端部の長さを短くすることで、胃や十二指腸内で小回りがきくようにした。超音波の信号処理方法も改良し、膵臓の奥深くを明瞭に観察できるようにしている。

価格は税別980万円で、装置本体を合わせた一式では1700万~2000万円。

超音波内視鏡はコンピューター断層撮影装置(CT)などとともに、膵臓疾患の早期の検査に使うことが推奨されている。オリンパスは82年に業界に先駆けて超音波内視鏡を実用化し、現在も9割近いシェアを持つとみられる。

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