EU、トルコへの武器輸出制限で一致

2019/10/15 5:15
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【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)はルクセンブルクで14日開いた外相理事会で、シリア北東部で軍事作戦を始めたトルコに対し、武器の輸出を制限することで合意した。フランスやドイツなどは禁輸をめざしていたが、トルコが北大西洋条約機構(NATO)加盟国であることから難しいと判断し、既存の輸出規定を厳格にすることで一致した。

記者会見したEUのモゲリーニ外交安全保障上級代表(14日、ルクセンブルク)=AP

会合後の声明でEUはトルコの軍事作戦が「地域の安定を損なう」と批判した。記者会見したEUのモゲリーニ外交安全保障上級代表は「会合では加盟国からトルコへの明確な非難があった」と述べ、トルコに軍事行動をやめるよう訴えた。

EU各国ではドイツやフランスに加え、イタリアやスペインも武器の輸出停止に動いている。

EUはトルコがキプロスの排他的経済水域(EEZ)内で、石油・ガスの採掘活動を進めていることについても「違法」との認識を改めて表明。経済制裁を科すことで一致した。EUの執行機関である欧州委員会が具体案を詰める。

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