独仏首脳、トルコにシリア侵攻中止求める

2019/10/14 5:48
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13日、メルケル独首相(右)とマクロン仏大統領(左)はパリで会談した=ロイター

13日、メルケル独首相(右)とマクロン仏大統領(左)はパリで会談した=ロイター

【マラケシュ=白石透冴】ドイツのメルケル首相とフランスのマクロン大統領は13日、パリで会談した。両首脳は会談前の記者会見で、シリア北部への侵攻をただちにやめるようトルコに求めた。クルド人系武装組織への攻撃は、民間人などにも人道的な危機が及ぶとした。両首脳は期限が近づく英国の欧州連合(EU)離脱についても意見を交わしたもようだ。

メルケル氏は「人道的な理由で、トルコは侵攻をやめなければいけない」と強調した。マクロン氏も「過激派組織『イスラム国』が勢力を取り戻すことになりかねない」と警鐘を鳴らした。

フランスは13日夜(日本時間14日朝)、国防相など防衛関連の閣僚でシリア問題を討議。トルコに働きかけを強める考えだ。ただ米政権はシリア北部から米軍を全面撤収する考えを示しており、トルコがより軍事作戦を展開しやすくなっている。

マクロン氏は記者会見で「英離脱でも我々の足並みをそろえる」と語った。16日には独仏共同閣議を南仏トゥールーズで開く予定で、再び英離脱が議題の1つとなる見通し。17~18日のEU首脳会議(サミット)で、英国とEUが合意できるかが最大の焦点となる。

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