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丸、意表突くバント安打で決勝点 巨人

2019/10/13 23:41
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勝負師の勘がさえ渡った巨人の決勝点だった。1-1の六回2死三塁で、打席には丸。好投を続ける西との真っ向勝負を誰もが固唾をのんで見守った初球、3番打者は三塁線へのセーフティーバントを敢行した。意表を突かれた西が懸命に処理したが、慌てた分だけ送球がそれて勝ち越しの投前安打に。中軸の小技が接戦をものにする分水嶺となった。

六回巨人2死三塁、丸が投前に勝ち越しのバント安打を決める=共同

六回巨人2死三塁、丸が投前に勝ち越しのバント安打を決める=共同

スタンド中がどよめく奇襲作戦に「サインではなかった。ベンチもびっくりした」と原監督。鋭い観察眼の持ち主である丸は、三塁手の大山の守備位置を見逃さなかった。「少し下がっているように見えた。大山選手に捕らせるつもりでバントすれば安打になる」。狙い通りの絶妙なゴロ。素早いフィールディングが及ばなかった西は、がっくりと膝をついたまま、しばらく立ち上がれなかった。

ここまでしぶとく勝ち抜いてきた阪神の勢いを遮断する大きなプレー。原監督は「チームが勝つことを一番に掲げて(シーズン中から)やってきて、一番よい確率の野球を本人がやってくれた」と絶賛した。

フォア・ザ・チームを強調する指揮官の下、チーム一丸の精神を文字通り地で行く丸が存在感を示し、6年ぶりの日本シリーズ出場を決めた。広島時代を含めて自身3度目の大舞台に「自分たちのやってきたことを出すしかない」と丸。このCSで15打数8安打、3本塁打、7打点と大暴れした主砲・岡本を生かすためにも、前を打つ丸が打線のキーマンになるのは間違いない。(常広文太)

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