「現実と思えない」土砂崩れで3人死亡 群馬・富岡

2019/10/13 22:37
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台風19号の影響により発生した土砂崩れで倒壊した住宅(13日、群馬県富岡市)=近隣住民提供・共同

台風19号の影響により発生した土砂崩れで倒壊した住宅(13日、群馬県富岡市)=近隣住民提供・共同

台風19号による土砂災害は各地で相次いだ。群馬県富岡市の土砂崩れ現場では13日、行方不明だった70代女性と50代の息子とみられる男女2人の死亡が確認された。12日には別の家に住む60代男性とみられる1人も死亡。近所に住む会社員、木下稔さん(61)は「よく一緒に町内会の活動をした。つらい。とても現実とは思えない」と悲痛な声を上げた。

多くの住宅が土砂に埋もれ、家具や布団が散乱。斜面は山肌がえぐられ、木々はなぎ倒された。県警や消防、自衛隊がシャベルを使ったり、重機を操作したりして土砂をかき分け、必死の捜索活動を展開。思いは届かず、帰らぬ人となった。

60代男性と幼なじみだった会社員、柳沢正弘さん(61)は「まさか。本当にショックだ」と、うつむきがちに話した。

70代女性に電話をかけ続けたという無職女性(65)は「ずっと不通で……。まさかこんなことになるとは」と声を詰まらせた。

近くに開設された避難所には最大で約50人が避難。自宅が被害に遭った荻原美登利さん(53)は「崩れた土砂で車が流され、自宅に突っ込んだ。これからの生活のことを考えると不安です」と話した。

〔共同〕

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