政府、台風19号で非常災害対策本部 二階氏「激甚指定を」

2019/10/13 19:00 (2019/10/13 20:34更新)
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政府は13日、台風19号による各地の被害を受け、非常災害対策本部を設けた。安倍晋三首相は首相官邸で開いた会合で「とにかく人命第一だ」と強調し、被災者の救出や安否不明者の捜索、ライフラインの早期回復などを急ぐよう指示した。

 台風19号に関する非常災害対策本部会合の冒頭であいさつをする安倍首相=13日午後4時59分、首相官邸

首相は「これまでに降った雨による河川の水位が上昇し、地盤が緩んでいるところもある」と指摘し「土砂災害や河川の氾濫などに十分警戒してほしい」と呼びかけた。

自民党も13日に党本部で緊急役員会を開いた。二階俊博幹事長は会議後、記者団に「安心して復旧に取り組めるよう一両日中にも激甚災害に指定すべきだ」と述べ、政府に迅速な対応を求めた。「大型の補正予算編成を行うべく政府を支える」とも語った。

党役員会は声明を発表し「財政的な懸念から自治体が復旧作業をためらうことのないよう速やかに国からの支援措置を明らかにする」よう求めた。ラグビーワールドカップ(W杯)開催中であるのを踏まえ、外国人への情報発信の拡充も促した。

野党からは首相や全閣僚が出席して開く15日の参院予算委員会を延期すべきだとの声が出ている。二階氏は「議論も大事だが現場の対応が遅れてはならない。災害に見合った対応を考える」と語った。参院予算委を予定通り開き、武田良太防災相ら関係閣僚の出席については柔軟に対応できるよう野党と協議する。

これに先立ち、国民民主党の泉健太政調会長は13日のNHK番組で「災害対策を最優先で行う必要がある」と述べ、参院予算委の順延を求めた。

共産党の小池晃書記局長も都内で記者団に「予算委の開会は延期すべきだ」と語った。

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