東京駅、運行再開も混乱 途方に暮れる訪日客も

2019/10/13 12:28 (2019/10/13 18:26更新)
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台風19号の通過から一夜明け、東海道新幹線が運転を再開し、混み合うJR東京駅の切符売り場(13日午前)=共同

台風19号の通過から一夜明け、東海道新幹線が運転を再開し、混み合うJR東京駅の切符売り場(13日午前)=共同

台風19号に備え計画運休していた新幹線や在来線、私鉄各社は13日、安全が確認された路線から順次、運転を再開した。北陸新幹線など一部で運休が続き、ダイヤも乱れたことから、駅は運行状況を知らせる電光掲示板を見上げる利用客らで混雑。東京駅構内では諦めたように座り込む外国人が目立ち、外国語での案内方法に課題が残った。

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東海道新幹線はこの日、始発から運転が再開し、切符売り場には長蛇の列ができた。仕事の都合で大阪へ向かうという男性会社員(43)は「昨日出発の切符を変更した。1時間以上は待った」と、疲れた表情で改札を通っていった。

在来線の改札前では、外国人観光客に駅員が路線図を見せ、身ぶり手ぶりも交えて運行状況を説明していた。東京ディズニーランドへ向かうというカナダ人のダニエル・エメットさん(28)は京葉線の運転再開に「動いて良かった。(ディズニーランドへ)到着する前に疲れた」と苦笑いしてホームへ向かった。

JR東日本はホームページや駅と車内の電光掲示板、ツイッターなどで運休に関する案内を英語、中国語、韓国語でも表示した。9月に台風15号が首都圏を直撃した際にはホームページにアクセスが集中し、「つながりにくい」といった苦情が寄せられた。このため運行情報だけが掲載された簡易サイトに転送する仕組みも導入した。

ただ今回も運行情報に接することができず、駅で立ち往生している外国人は少なくなかった。同社の広報担当者は「問題を検証し、情報発信の方法をさらに改善する必要がある」と話した。

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