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長野・千曲川、堤防決壊70メートル 新幹線車両も水没

水深5メートルに達する可能性も

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台風19号による大雨で増水し氾濫した千曲川。中央左は決壊した堤防(13日午前8時15分、長野市穂保)=共同

長野市では千曲川の堤防が約70メートルにわたって決壊し、大量の水が住宅地に流れ込んだ。国土交通省北陸地方整備局によると、国の浸水想定区域では水深が5メートルに達する恐れもある。

長野市内の福祉施設など5カ所で高齢者ら計約360人が取り残され、自衛隊などが救助活動を進めた。同市にあるJR東日本の車両センターも水没し、北陸新幹線車両10編成が水につかった。

台風19号による大雨で水に漬かった車両基地に並ぶ新幹線(13日午前8時6分、長野市赤沼)=共同

市消防局には「屋根まで水が来ている」などと119番が殺到した。孤立した福祉施設からは「高齢者が取り残されている。2階に逃げているが、外に避難できない」と救助要請もあったが、担当者は「激流でなかなか現場に近づけない」と頭を抱えていた。

冠水した市街地を上空から警戒する自衛隊ヘリ(13日午前8時16分、長野市穂保)=共同

千曲川では長野県上田市でも堤防の一部が崩れかかって決壊の可能性があるほか、下流の信濃川も氾濫した。

13日午前8時ごろ、上田市の千曲川にかかる上田電鉄別所線の橋の一部が崩落しているのを同電鉄職員が確認した。別所線は12日から運転を見合わせており、けが人はいない。

長野県庁の災害対策本部室には13日早朝から県職員が慌ただしく出入り。県の担当者は「浸水家屋の数は調査中で、全く見当がつかない」と途方に暮れていた。

〔共同〕

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