相模原の城山ダムで緊急放流 未明に終了

2019/10/12 19:19 (2019/10/13 2:20更新)
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台風19号による降雨でダムの貯水量が急増してあふれる恐れがあるとして、神奈川県は12日、相模原市の城山ダムで緊急放流を実施した。ダムから水が流れ込む相模川では水位が急激に上昇する恐れがあり、流域自治体は住民に警戒を呼び掛けたが、13日午前1時すぎに放流は終了、下流での直接的な被害の情報は入っていないという。

緊急放流は大雨でダムの許容量を超えるような水が流れ込んだ場合に、その水をそのまま放流する手続き。城山ダムでは当初は同日午後5時に実施するとしていたが、いったん午後10時からに変更、その後さらに変更して午後9時半ごろから放流を始めた。

その後、13日午前1時15分に放流は終了。県によると、午前2時すぎの時点で、緊急放流による下流での被害の情報は入っていないという。

東京都奥多摩町の小河内ダムでも12日午後6時から放流量を増やしたほか、関東の複数のダムで12日夜から13日未明にかけて緊急放流の動きが広がった。

ダムの緊急放流を巡っては、2018年の西日本豪雨で氾濫した愛媛県の肱川上流にある野村ダム(同県西予市)と鹿野川ダム(同県大洲市)から、安全とされる基準の6倍の水を放流。両市で下流の約3千棟が浸水被害を受け、8人が死亡した。住民から避難指示の遅れが被害につながったなどの批判が相次いだ。国は19年6月、大雨に備えて事前放水量を増やしダムの貯水位を下げるよう操作規則を変更した。

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