英離脱、週末にも集中協議 合意に向け英EU

英EU離脱
2019/10/12 4:41
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【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)のバルニエ首席交渉官と英国のバークレイEU離脱担当相は11日、英国のEU離脱を巡って会談し、週末にかけて離脱条件を集中的に協議することで一致した。離脱期限の10月末が迫るなか、打開点を探ったうえで双方が合意した形で秩序ある離脱をめざす構えだ。

英国との交渉に入るEUのバルニエ首席交渉官(11日、ブリュッセル)=ロイター

バルニエ氏は会合後の声明で「建設的な議論ができた」と評価した。週末も実務者らで協議を続ける。15日のEU総務理事会では閣僚間で議論したうえで、17~18日のEU首脳会議にのぞむ。

アイルランドのバラッカー首相が10日のジョンソン英首相との会談後に英国との合意が「可能だ」と述べたことで10月末までに合意するとの期待が高まっている。EUのトゥスク大統領は英国が現実的な案を示していないと指摘しながら、バラッカー氏から「有望なシグナルを受け取った」とツイッターに投稿した。

英EUの交渉の焦点は、英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの国境問題だ。これまで通り物理的な国境を設けないことでは一致するが、税関をどうするかなどでは溝がある。EU筋によると、英国に譲歩する兆しがあるものの、具体的な案は明らかになっていない。バルニエ氏は記者団に「我々には忍耐が必要だ」と述べ、交渉を続ける姿勢を示した。

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