ルノー、ボロレCEOの解任を決定 ゴーン時代と決別

日産の選択
2019/10/11 21:30
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【パリ=白石透冴】フランス自動車大手ルノーは11日朝(日本時間同日夕)、臨時取締役会を開き、元会長兼最高経営責任者(CEO)のカルロス・ゴーン被告の側近だったティエリー・ボロレCEOの解任を決めた。ゴーン時代と決別して経営を刷新する。新体制になったばかりの日産自動車とのアライアンスの再構築が注目される。

ルノーの暫定CEOとなったデルボス氏(左)とスナール会長(11日)=ロイター

ルノーの暫定CEOとなったデルボス氏(左)とスナール会長(11日)=ロイター

取締役会はクロチルド・デルボス最高財務責任者(CFO)を暫定CEOに任命。他に2人を補佐役として副CEOに選び、すみやかに次期CEOの人選に入る。

交代を主導したジャンドミニク・スナール会長は11日記者会見し「ルノーに新たな風を入れるため、経営陣の交代が必要だった」と語った。詳細な理由の言及は避けた。

ボロレ氏は日産取締役も兼職しているが、スナール氏は「日産の株主総会だけが決定権を持つ」として後任について言及しなかった。ルノー、日産、三菱自動車で作る会議体の代表メンバーの一人としても退く。

ボロレ氏は12年にルノー入社。ゴーン元会長に気に入られて18年に最高執行責任者(COO)となり、事実上の後継者とみられてきた。ゴーン元会長の逮捕後、19年1月にCEOとなった。

ボロレ氏は仏経済紙レゼコーのインタビューに「強権発動を強く懸念する」と交代を批判した。

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