野球独立リーグの福井県民球団、清算へ 黒字化難しく

2019/10/11 20:11
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プロ野球独立リーグルートインBCリーグの「福井ミラクルエレファンツ」を運営する福井県民球団(福井市)は11日、週明けにも会社清算の手続きに入ると発表した。当初から赤字経営が続いており、来場者数の落ち込みなどで今後の黒字化は難しいと判断した。負債はない。10月末までは球団運営を引き継げる企業を探すという。

福井市内で記者会見する福井県民球団の新谷隆美社長(中央)とBCリーグ運営会社の村山哲二社長(右)

同社は福井新聞社(福井市)の完全子会社で、2010年に別の会社から球団の運営を引き継いだ。10年時点で4万人を超えていた観客動員数は19年は約1万4千人に、約1700人いたファンクラブの個人会員は500人に落ち込んでいた。

監督・コーチ4人と選手16人は既に来シーズンの契約をしていたという。同日記者会見した新谷隆美社長は「私の力不足。清算完了までは半年程度かかる見通しで、社員や選手の今後に力を尽くしたい」と話した。

リーグを運営するジャパン・ベースボール・マーケティングの村山哲二社長は「福井のスポーツ文化を消したくはないので、10月末までは球団を引き継げるスポンサー企業を探す。来シーズンの日程調整などの関係で、それ以降は球団は解散して選手は他球団への分配ドラフトなどを検討する」と話した。

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