ペイミー、飲食店が「給与即日払い」を導入しやすく

2019/10/11 16:51
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給与の即日払いサービスを手がけるペイミー(東京・渋谷)はシステム開発のイー・カムトゥルーが提供する勤怠データ管理クラウドサービスの「ウィンボード」とシステム連携を始めた。

Paymeのアプリから申し込んで、給与の一部を即日払いで受け取れる

勤怠データを自動で取り込むことで、手作業で入力する手間を省く。飲食店などの負担を軽くして、即日払いサービス「Payme」の普及につなげる狙いがある。

Paymeは企業がスマートフォンのアプリを通じて従業員に給与の即日払いができるサービス。従業員は受け取る際に数百円の手数料をペイミーに払う必要があるが、すぐに現金を得たい20代の若者などが利用しているという。

飲食店などで従業員を募集する際に「即日払いの選択肢がある」と告知するとアルバイトの応募が増えるという。人手不足が深刻な飲食業界で利用を呼びかけていく。

ウィンボードは飲食店向けに1日ごとの勤怠データや売り上げ、食材費などを一括で管理できるシステムで、全国で3500店が導入している。

導入している店側からも即日払いへの要望があったため、Paymeと連携することにした。

Paymeでは従業員が毎月の給料日より前にお金が必要になった際に、それまでに働いた額の一部を受け取る仕組みだ。そのため1日ごとの勤怠データが必要になるが、これまでは手作業で入力する事業者もあった。

人手不足は様々な業種で課題となっているが、飲食業界は特に深刻な部類に入るといえる。

解消するには様々な面で働く環境の改善が必要だが、給与を柔軟に受け取れる仕組みを取り入れることも従業員を採用する方策の一つになり得る。

スタートアップの存在意義の一つに社会課題の解決がある。今後も雇用する側と働く側の両方にとって便利で人手の確保につながるようなサービスが増えていきそうだ。

(新田栄作)

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