日本郵政副社長「圧力かけた記憶ない」 かんぽ不正巡るNHK番組問題で 衆院予算委

2019/10/11 14:35
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日本郵政の鈴木康雄上級副社長らは11日、かんぽ生命保険の不正販売を伝えたNHK番組を巡る問題で、衆院予算委員会に参考人として出席した。鈴木氏は日本郵政グループの3社長の連名によるNHK会長宛ての質問書について「圧力をかけた記憶は毛頭ない」と述べた。

立憲民主党などの野党共同会派に所属する小川淳也氏への答弁。鈴木氏はNHKが2018年4月に放送した番組の続編に向けて情報提供を呼びかけたツイッターの投稿に関し「極めて刺激的な言葉だけを並べていたので、削除してほしいと要請した」と語った。

NHKの経営委員会は鈴木氏の抗議などを受け上田良一NHK会長を厳重注意した。石原進経営委員長は厳重注意した理由について「NHKのガバナンスの問題や視聴者対応」を挙げた。小川氏は「現に続編(の放送)は見送られており、ガバナンスに名を借りた個別番組への介入だ」と指摘した。

日本郵便の横山邦男社長は不正販売問題を受けて自身の進退などを問われ「大変ご迷惑と心配をかけておりおわび申し上げる。再発防止策を徹底し、経営責任を果たしたい」と述べた。衆院予算委には上田氏も参考人として出席した。

NHKは18年4月放送の番組でかんぽ生命保険の不正販売問題を報じ、情報提供を呼びかける動画をインターネット上に投稿した。これに対し日本郵政グループの3社長が連名で上田氏宛ての質問書を出し、さらにNHK経営委に抗議した。経営委は抗議を受けて上田氏を厳重注意した。

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