NYダウ150ドル高、トランプ発言で米中協議に期待感

北米
2019/10/11 5:26
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=岩本貴子】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比150ドル66セント(0.6%)高の2万6496ドル67セントで終えた。トランプ米大統領が10日、「中国の副首相と11日にホワイトハウスで会う」とツイッターに投稿した。トランプ氏が会談の意向を示したことで、米中の貿易協議で両国が歩み寄るとの期待から株式が買われた。

ツイートをきっかけに、市場では「米中が何らかの合意に至るのでは」との見方が強まった。中国売上高比率の高い化学のダウや建機のキャタピラーの上昇が目立った。リスク回避時に買われやすい債券が売られて米長期金利が上昇し、ゴールドマン・サックスなど銀行株も買われた。

9日夜には米ニューヨーク・タイムズ(電子版)が、米政権は米企業に対し中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)への一部製品の供給を認める方針だと伝えた。同社と取引がある半導体株の上昇につながった。ダウ平均の上げ幅は一時257ドルとなった。

買い一巡後は上値が重くなった。米CNBCは「ホワイトハウス報道官が米中の貿易協議に関する日程は流動的だと述べた」と伝えた。協議の先行きを見極めたい投資家は多く、上値を追う買いは入りにくかった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比47.039ポイント(0.6%)高の7950.782で終えた。アップルやマイクロソフトといった主力株が上げた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]