西武福井店新館、21年2月営業終了

2019/10/10 20:41
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そごう・西武は10日、福井駅前の西武福井店(福井市)の新館を2021年2月末に営業終了すると発表した。23年春に予定されている北陸新幹線開通を前に福井駅前は急ピッチで複数の再開発計画が進んでおり、その矢先に駅前の顔と言うべき百貨店の一部がなくなることになる。

西武福井店は1928年7月に地元資本の百貨店「だるま屋」として開業。93年に西武の直営店となり、99年に本館の隣に新館をオープンした。新館と本館を合わせた営業面積は2万5438平方メートル。ピークの93年2月期の売上高は255億円だったが、2019年2月期の売上高は115億円と低迷していた。

新館の営業面積は全体の36%にあたる9054平方メートルで、売上高は26億円。「ロフト」や「無印良品」、「ヴィレッジヴァンガード」など若者向けのテナントが多い。

そごう・西武の担当者は「新館は土地も建物も賃貸のため、営業終了でコストを削減して西武福井店全体を成長軌道に乗せたい」としたうえで、「一部のテナントは本館に移動する可能性もあり、今後検討する」とした。正社員と契約社員計174人の雇用は配置転換などで継続する。

福井市商工振興課の橋本亜由美課長は「西武福井店は県内唯一の百貨店で、福井の顔。新館がなくなると聞いて非常にショックを受けている。駅前では再開発も進んでおり、市としても危機感がある。本館部分は是非存続させてほしい」と話した。

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