クローン牛もう1頭も死ぬ 世界初石川で飼育、21歳

2019/10/10 20:24
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石川県は10日、農林総合研究センター畜産試験場(同県宝達志水町)で飼育していた世界初の体細胞クローン牛「かが」が老衰のため、9日に死んだと発表した。21歳3カ月だった。2018年5月に死んだ「のと」と双子の雌で、近畿大との共同研究で1998年7月に誕生した。

石川県農林総合研究センター畜産試験場で、飼育されるクローン牛の「かが」(中央、2018年6月、石川県宝達志水町)=共同

県によると、19年9月下旬から自立が困難になり、栄養剤や脚に抗炎症剤を点滴していたが、10月に入り自立ができなくなった。9日昼ごろに急変し、担当の獣医師が死んだのを確認したという。

体細胞クローン牛は英国で生まれたクローン羊「ドリー」の技術を応用した。06年までに石川県内で14頭が誕生したが、09年にクローン牛の肉の流通が規制されたため、国内で研究は縮小した。体細胞クローン牛の寿命などを調べるため飼育していたという。

一般的に牛の寿命は20年程度とみられる。〔共同〕

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