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ICBM発射実験の再開示唆 北朝鮮が米を非難

【ソウル=恩地洋介】北朝鮮外務省は10日、朝鮮中央通信を通じて報道官談話を出し、非核化協議を巡る米国の態度を非難するとともに、中断している大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を再開する可能性を示唆した。5日にストックホルムで開いた米朝実務者協議は決裂し、北朝鮮は米国に一段の譲歩を求めている。ミサイル発射をちらつかせ、圧力をかける狙いとみられる。

北朝鮮が2017年11月に発射したICBM「火星15」=コリアメディア提供・共同

談話は米国を「米朝実務者協議に手ぶらで現れ、交渉を決裂させた」と批判した。欧州6カ国が8日に発表した北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射を非難する声明を巡っても「米国が追従国家をそそのかし、我々を糾弾する声明を出させた」と主張した。

さらにICBMの発射実験に関して「自制しているだけだが、我々の忍耐心にも限界がある。自制が無限に続くことはない」などと強調した。欧州の声明は北朝鮮の自衛権に属する措置への言いがかりだなどと主張し「米国との信頼構築のために取った重大措置を再考する方向へと我々をせかしている」とした。

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