台風19号、都内自治体が対応 避難所開設やイベント中止

2019/10/10 19:05
保存
共有
印刷
その他

大型で猛烈な台風19号の関東地方への接近を受け、東京都内の自治体が事前の対応を急いでいる。9月の台風15号の上陸の際には、一部の自治体で対応の遅れが指摘された。暴風や豪雨に備え、葛飾区は12~13日に一時避難施設を用意する。都は主催する一部のイベントで中止を決めた。港区などは来場客の安全確保が困難として恒例の地元の祭りを中止する。

ラグビーワールドカップの試合を中継する「ファンゾーン」は12日に中止(東京都千代田区)

葛飾区は12日午前8時30分から13日午前8時まで、区内の「地区センター」をはじめ公共施設7カ所を一時避難施設として開放する。区は家屋などへの浸水を防ぐ土のうを住民に提供する「土のうステーション」を区内25カ所に常設している。

千代田区は12日に保育所やこども園などを休園する。家屋の破損に備え、ブルーシートの貸し出しも始めている。

12日からの3連休に都関係のイベントが約160件予定されている。小池百合子知事の12日の大学での講演や、11~13日に丸の内などで開く予定のグルメイベント「東京味わいフェスタ2019」が中止になった。

開催中のラグビーワールドカップ(W杯)の関係でも影響が出そうだ。都が千代田区と調布市で開設している「ファンゾーン」でのパブリックビューイング(PV)などのイベントは12日の中止が決まった。13日の開催可否は都が前日の午後10時までに判断する。府中市は独自に実施するPVについて12、13日の中止を発表した。

地元住民が楽しみにする祭りも相次いで中止となっている。港区は芝公園で12~13日に予定していた「みなと区民まつり」を両日とも取りやめる。足立区の「あだち区民まつり」、江戸川区の「江戸川区民まつり」、台東区の「谷中まつり」も、それぞれ中止が決まった。江戸川区は不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]