マイナビ、農業関係者の交流拠点 都内に 就農支援も

2019/10/10 18:53
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就職情報大手のマイナビ(東京・千代田)は11月にも、東京都中央区に農業生産者と就農希望者が交流できるコワーキングスペースを開業する。10日に開業前のイベントを開いた。農家による農作物の直販や就農希望者との相談会などを促し、農業振興につなげる。

東京都中央区の人形町で11月から本格営業を予定する

農作物の直売会や農業セミナーなどを開く(東京都中央区)

街路に面したコワーキングスペース「農mers Cafe(ノウマーズ カフェ)」を東京・人形町に開く。約130平方メートルの1階フロアに33席を備えた。テーブル席のほか、床に座れる芝生エリア、簡易の調理場を設けた。公衆無線LANの「Wi-Fi(ワイファイ)」を利用できる。

施設の賃借料はマイナビが負担する。利用者は1時間1万円からフロアを使用できる。

農家が農作物を持ち込んで即売会を実施したり、就農希望者と農家の交流会を開いたりする。10日のイベントでは山梨県や千葉県の農家が出店した。農業の先進事例を紹介する講演会なども開く予定だ。

マイナビによると、インターネットを活用して各地の農家がノウハウを共有し、首都圏などで会合を開くニーズが高まっているという。

同じ建物の6階には調理スペースを備えた部屋や25人程度を収容できるセミナールームも別途用意した。利用料はそれぞれ1時間5千円から。

農業人口は減少が続いている。農林水産省の調査では2018年の農業就業人口は175万人と10年に比べ3割減った。「都内で気軽に農家と触れ合える場所を設け、新規の就農者を含む農業関係者を増やしていきたい」とマイナビ農業活性事業部の池本博則事業部長は話す。

マイナビは農業関連の事業を強化している。農業の総合情報サイト「マイナビ農業」を17年夏に立ち上げ、今年9月末には就農希望者と農家をつなぐマッチングアプリ「農mers」の運用を始めた。

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