つくば市 スマートシティー推進へ「倫理原則」制定

2019/10/10 18:42
保存
共有
印刷
その他

茨城県つくば市は10日、先端技術を駆使したまちづくりに取り組むスマートシティーの推進に向けた「倫理原則」を制定したと発表した。今後幅広い活用が見込まれる個人のデータのセキュリティーの確保、システムの安全性や透明性の担保などに対する市民からの懸念を和らげたい考え。こうした取り組みは全国で初めてとしている。

倫理原則は「生命倫理」における4つの原則を参考にして策定した。市民に複数の選択肢が提供されること、市民は身体的、精神的、経済的な危害にさらされないこと、社会や市民に恩恵がもたらされること、全ての市民が公平に扱われることなどを柱とした。

同市は国土交通省などの「スマートシティモデル事業」に採択され、バスの乗降時の顔認証システムによるキャッシュレス決済などの実証実験が計画されている。市は参画する大学や企業などに倫理原則への理解を求める方針。社会の変化に応じて随時原則を見直すほか、実効性を高めるための方策を検討するとしている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]