吉野氏のノーベル化学賞受賞 関西財界も祝福

2019/10/10 18:42
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旭化成の吉野彰名誉フェローのノーベル化学賞受賞が9日に決まったことを受け、関西財界もお祝いムードに包まれた。

受賞理由のリチウムイオン電池は関西が強みを持つ工業製品の一つだ。関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は「関西にご縁のある吉野氏が受賞され、大変うれしく思う。関西がイノベーション拠点として発展するよう、全力をあげたい」とコメントした。

大阪商工会議所の尾崎裕会頭(大阪ガス会長)は吉野氏の母校、大阪府立北野高校の後輩にあたる。「吉野氏には大阪ガスの受託研究子会社でも特別顧問としてご指導いただいている。身近な方がノーベル賞を受賞され、大変うれしい」と歓迎した。

関西経済同友会の深野弘行代表幹事(伊藤忠商事専務理事)は「国内民間企業の研究開発に光があてられ、産業界にとっても快挙だ」と祝福。一方で「ノーベル賞受賞者から日本の科学技術の将来を危ぶむ声が聞かれる」と指摘し、基礎研究への十分な予算配分などを政府に求めた。

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