ロームや東大など、EV向け無線給電を開発
走行中に異物入らず

エレクトロニクス
自動車・機械
関西
2019/10/10 18:14
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ホイールの内部に配置することで異物が入り込みにくくした

ホイールの内部に配置することで異物が入り込みにくくした

ロームやブリヂストン、東京大学などは10日、電気自動車(EV)が走行中に道路からワイヤレスで充電できる新しい給電システムを開発したと発表した。タイヤのホイール内部に電気を受ける部品を搭載したのが特徴で、走行中に異物が入りにくく、給電効率を高めた。従来は受電部が車体の下にあり、金属の異物が入ると、給電を止める必要があった。2025年にも実証実験を実施し、早期実用化を目指す。

新しい給電システムに対し、ロームは電気の変換装置に使う半導体の複合部品を供給する。次世代材料の炭化ケイ素(SiC)を使うことで、コア部品を小型化し、ホイール内部への搭載が実現した。

ロームはSiC製のパワー半導体の開発や量産に力を入れ、2025年3月期までに総額600億円の投資をする方針だ。用途開拓が課題であり、EV向けワイヤレス給電について、中原健研究開発センター長は「高効率化できるSiCの強みを生かせる領域だ」と期待する。

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