個人投資家の売買シェア、18年ぶり低水準
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株式市場で個人投資家の存在感が低下している。2019年の年初来の現物株の売買代金に占める個人のシェアは、01年以来18年ぶりの低水準に落ち込んでいる。世界景気の減速や米中対立を背景とした先行き不透明感に加え、新興株式市場で成長企業を発掘しようという機運も後退している。投資家層の高齢化もあり、短期売買志向の個人の動きも鈍っている。
10日に東京証券取引所が発表した投資部門別売買動向をもとに集計すると...
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