9月の中国新車販売、日産5%減 ホンダは4%増

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中国・台湾
2019/10/10 17:41
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【広州=川上尚志】日系主要メーカー5社の9月の中国新車販売実績が10日出そろった。日産自動車は乗用車の主力車種が伸び悩み、前年同月比4.6%減と4カ月ぶりに前年実績を下回った。マツダ三菱自動車も販売台数を減らした。一方でホンダは4%増、トヨタ自動車は1.6%増とプラスを確保した。中国全体の新車需要の落ち込みが続くなか、日系大手で明暗が分かれた。

日産自動車の9月の中国新車販売は乗用車の主力車種が伸び悩んだ(広東省広州市の販売店)

日産の販売台数は13万4713台で、8割強を占める乗用車が3.7%減の11万3239台だった。「キャシュカイ」など多目的スポーツ車(SUV)の一部は好調だったが全体では苦戦した。トラックなど小型商用車も9.8%減の1万7630台に落ち込んだ。

マツダも5.9%減の2万617台だった。8月発売した新車の販売は伸びたが全体の落ち込みを補えず、3カ月連続で前年実績を下回った。三菱自動車も7.2%減の1万1983台で2カ月連続でマイナスだった。

一方、ホンダは4%増の13万8056台で、7カ月連続で前年実績を上回った。「シビック」など主力車種が好調で、ミニバンの「オデッセイ」と「エリシオン」で追加した新型車の売れ行きも良かった。

トヨタも「レビン」などセダンの主力車種や高級車ブランド「レクサス」が堅調で、9月の販売台数は1.6%増と2カ月ぶりのプラスだった。

中国全体の新車販売台数は8月まで14カ月連続で前年実績を下回り、2019年通年も2年連続でマイナスとなる見込み。政府は需要喚起策を相次いで打ち出しているが、景気減速の影響が大きく、販売回復には至っていない。欧米系や中国独自のブランドの多くの販売が苦戦している。

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