インドネシア、治安調整相が襲撃される 過激派か

東南アジア
2019/10/10 17:12
保存
共有
印刷
その他

【ジャカルタ=鈴木淳】10日午前11時55分(日本時間午後1時55分)ごろ、インドネシアのジャワ島西部パンデグランで、ウィラント政治・法務・治安担当調整相らが刃物を持った男女2人に刺され、同氏を含む3人がけがをした。警察当局はインドネシア政府の政策に反発するイスラム過激派の可能性もあるとみて、男女の身柄を拘束して調べている。

10日、ジャワ島西部で襲撃されたウィラント氏=ロイター

ウィラント氏は国軍司令官も務めた大物政治家。現在は国防省などを統括する政治・法務・治安担当調整相として、過激派対策や暴動対策などを指揮している。

地元警察などの調べによると、視察でパンデグランを訪れたウィラント氏が車から降りたところ、後ろから男女2人が近づき、刃物でウィラント氏や警備にあたっていた警察官らを刺した。ウィラント氏は腹部を刺されて病院に搬送された。けがの状態は不明だ。

地元警察は男女2人が過激派組織「イスラム国」(IS)の思想に感化されて犯行に及んだ可能性もあるとみて調べている。インドネシア国内では昨年5月以降、大規模なテロ事件は発生していないが、過激派アジトの摘発や銃器・爆発物の押収は相次いでおり、当局はテロ発生を警戒していた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]