三菱電機、AI活用で工場の無駄解析 時間10分の1に短縮

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エレクトロニクス
2019/10/10 15:27
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三菱電機はカメラで工場の作業者の動きを撮影し、作業のミスや無駄を素早く解析するシステムを開発したと発表した。人工知能(AI)技術と映像解析技術を組み合わせ、分析にかかる時間を同社従来比で10分の1に縮めた。まず三菱電機の自社工場で実用化した上で、2020年度以降に他社への販売を見込む。

三菱電機の新システムは、人間の腰から上の骨格の動きを解析する

新システム「骨紋(こつもん)」は、作業者の腰から上の手や肩の骨格の動きを解析するのが特長。作業の手順に間違いが無いかや、作業時間は適切かといった、三菱電機が人手で30日かかった生産管理の工程を3日に短縮できるという。作業者が無駄な動きをしていたり、疲れやすい動作をしていたりすると、コンピューターが自動で課題を指摘するようにした。

日本の工場を支えてきた熟練技能者の退職が続くなか、メーカー各社は現場の新たな競争力強化の仕組みづくりを求められている。一般的に工場の作業を綿密に分析するには、作業者の体にセンサーを取り付ける必要がある。三菱電機は、センサーを使わない新システムは作業者にかかる負担が少ないとみており、他社にも導入を促したい考え。

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