2019年のノーベル化学賞に、神奈川県藤沢市に住み、川崎市の旭化成の旧技術研究所で研究開発に携わった同社の吉野彰名誉フェロー(71)が決まり、県内自治体のトップが相次ぎ祝福のコメントを発表した。
黒岩祐治知事は「永年にわたる研究成果が、人類発展に大きく貢献したことを、改めて世界に認められたものと思っており、非常に喜ばしく、また大きな誇りであります」とたたえた。
藤沢市の鈴木恒夫市長は「43万藤沢市民にとって大きな誇りと励みとなります。我が国の未来を担う子どもたちの夢や希望にもつながることでしょう」とし、川崎市の福田紀彦市長は「市内の研究者の方々の大変な励みとなり、今後の研究開発の進展や産業イノベーションの創出にも弾みがつくものと期待しているところです」とコメントした。