ノーベル賞吉野彰さん、「電池の関西」が生んだ栄誉

関西
2019/10/10 18:00
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インタビューに答える旭化成の吉野彰名誉フェロー(9日、東京都千代田区)

インタビューに答える旭化成の吉野彰名誉フェロー(9日、東京都千代田区)

2019年のノーベル化学賞は旭化成の吉野彰名誉フェローに受賞が決まった。吉野さんは大阪府吹田市出身。小学4年生のときに担任教師が薦めた英国の化学者ファラデーの著作「ロウソクの科学」で化学に興味を持ち、北野高校を経て京都大学の工学部に入学。自身の青春時代について「生まれてから高校まで大阪。大学は京都。東京に対する反発やとんがった気持ちがあった」と授業で語ったこともあるという。関西ゆかりのエピソードや関西に集積するリチウムイオンなど電池関連の記事と共に振り返る。

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■大学時代、考古学にも熱中

京大では考古学研究会に所属し、遺跡発掘に携わった。(1966年、前列左から3人目が吉野氏)

京大では考古学研究会に所属し、遺跡発掘に携わった。(1966年、前列左から3人目が吉野氏)

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■関西に集積する電池関連企業

関西にはパナソニックジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)などの電池メーカーをはじめ、装置・素材メーカーの事業所も集積している。中国や韓国勢の急速な台頭もあり、さらなる機能向上や小型化に向けた研究開発が欠かせない。

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■西日本発 ものづくりイノベーション EVのコア握れ
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