ジョンソン首相の保守党は下院の単独過半数を獲得できるか=ロイター
■今何が起きているか?
12月12日の総選挙で離脱の是非を巡り、国民の審判を仰ぎます。
保守党を率いるジョンソン首相(左)は下院の過半数を確保しての離脱実現を目指す。コービン党首の労働党は残留派と離脱派が党内に混在する=ロイター
(1)英・EU、離脱条件修正で合意 英議会承認は不透明(10/17)
(3)EU離脱後の移行期間「延長せず」 英与党が公約(11/25)
(4)EU離脱目指す英保守党、単独過半数うかがう 世論調査(12/11)
(5)英で12日総選挙 保守党優勢、若者票に不安(12/11)
■どうしてこうなった?
混乱の始まりは2016年の国民投票でした。
■最新の現地の様子は?
ルポ「英国の選択」。注目の選挙区を記者が歩きました。
ジョンソン政権の閣外与党のDUPの牙城北ベルファストでは、ドッズ副党首が接戦を強いられている
(1)牙城揺らぐ労働党、離脱戦略描けず 中部アッシュフィールド
(2)「私たちは見限られるのか」、首相に恨み節も 北アイルランド・ベルファスト
(3)ホンダ撤退も覆らぬ離脱支持 根強い地方の愛国心 南部スウィンドン
(4)にわかに気運高まる、もう一つの離脱 スコットランド・アバディーン
(5)与党王国、広がる過去への郷愁 英南部・ニューフォレスト
ルポ迫真「ブレグジット前夜」。市民が苦悩する現場を追いました。
「合意なき離脱」ならフランスなどEUの漁師は漁場を失う
■「合意なき離脱」ならどうなる?
市民生活や経済の混乱は不可避です。
寒冷な英国は果物や野菜の供給をEUに依存する
(2)[FT]英政府、合意なしEU離脱の「最悪シナリオ」公表
関連ニュースはトピック「英EU離脱(ブレグジット)」(https://www.nikkei.com/theme/?dw=17090319&n_cid=pickup_topics_2)でまとめてご覧いただけます。