エクアドルで大規模抗議活動、政府は首都を一時移転

中南米
2019/10/10 7:05
保存
共有
印刷
その他

【サンパウロ=外山尚之】南米の産油国エクアドルで政府の緊縮策に対する大規模な抗議活動が広がっている。特に首都キトで激化しており、政府が首都機能を第2の都市グアヤキルに一時移転する事態となった。モレノ現大統領と対立するコレア前大統領が抗議活動の中心となり、混乱に拍車をかけている。

9日、モレノ政権に抗議する市民(9日、キト)=ロイター

2017年に就任したモレノ大統領は国際通貨基金(IMF)の支持を受け、反米左派のコレア前政権下で痛んだ財政の立て直しを進めてきた。同政権はIMFとの合意に基づき、財政を立て直すためにガソリン価格の引き上げなどの緊縮策を打ち出した。

これにコレア氏が反発し、SNS(交流サイト)を使って抗議活動をあおっている。ベネズエラのマドゥロ大統領がコレア氏への協力を打ち出すなど、騒動は国境を越えて広がっている。

モレノ氏は9日もツイッターに「自由のために闘い、子どもたちのより良い将来を築こう」と投稿した。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]