トランプ氏、米中貿易協議「有利な取引望む」

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2019/10/10 7:03
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【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は9日、10日から始まる中国との閣僚級貿易協議を前に「我々は(米国にとって)有利な取引を結ぼうとしている」と述べ、厳しい姿勢で交渉に臨む考えを改めて示した。貿易戦争は米国ではなく中国に打撃を与えているとして「私より中国の方が合意を望んでいる」と指摘し、譲歩するよう中国に促した。

トランプ氏は「中国が合意を望んでいる」と繰り返し主張している(9日、ワシントン)=ロイター

ホワイトハウスで記者団に語った。知的財産侵害など中国の構造問題を巡って合意にたどり着く可能性については、中国側の苦境を理由に「実際に可能性はある」と主張した。

ロイター通信は9日、中国側が今回の協議で大幅な進展を見込んでいないとする見方を伝えた。トランプ政権は同日、中国によるウイグル族など少数派民族の弾圧への制裁として、28の企業や団体への禁輸措置を正式に発動した。米国が交渉直前に人権問題で圧力を強めたことに、中国が反発している。

閣僚級の貿易協議はワシントンで2日間開かれる見通し。米政権は15日に2500億ドル(約27兆円)分の中国製品に対する制裁関税を現在の25%から30%に引き上げる構えだ。トランプ氏が交渉の結果を踏まえて最終判断する。

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