NYダウ181ドル高、3日ぶり反発 米中の部分合意に期待

2019/10/10 5:05 (2019/10/10 5:17更新)
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3日ぶりに反発したニューヨーク証券取引所のトレーダー(9日)=ロイター

3日ぶりに反発したニューヨーク証券取引所のトレーダー(9日)=ロイター

【NQNニューヨーク=川内資子】9日の米株式相場は3営業日ぶりに反発した。ダウ工業株30種平均は前日比181ドル97セント(0.7%)高の2万6346ドル01セントで終えた。10日に再開する米中の閣僚級の貿易協議で中国が米国に部分合意を求めているとの報道が相次ぎ、協議進展への期待が強まった。中国売上高比率の高い銘柄や大型ハイテク株を中心に、幅広い銘柄で買いが優勢となった。

英フィナンシャル・タイムズ(FT)は9日、「中国が大豆など米国産農産物の購入を拡大するのと引き換えに、制裁関税の一部を撤回する部分合意を米国に求めている」と報じた。米ブルームバーグ通信も同日、「米政権が現状以上の関税を中国製品に課さなければ、中国は限定的な合意を受け入れる」と報じた。米中が何らかの合意に達するとの期待を誘い、投資家心理が上向いた。

建機のキャタピラーなど中国売上高比率の高い銘柄や、インテルなど中国市場が大きい半導体株の上昇が目立った。投資家のリスク回避姿勢が弱まり、マイクロソフトやアップルなど大幅のハイテク株も総じて上げた。ダウ平均の上げ幅は一時260ドルに達した。業種別S&P500種株価指数は全11種が上げた。

米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表した9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、参加者が貿易摩擦などによる米景気の下押しを懸念していたことが明らかになった。ただ、新味に乏しいとして、株式相場の反応は目立たなかった。

ナスダック総合株価指数は同79.965ポイント(1.0%)高の7903.743で終えた。

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