独東部でシナゴーグ襲撃、銃撃で2人死亡 反ユダヤ主義か

ヨーロッパ
2019/10/10 1:33
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【ベルリン=石川潤】ドイツ東部ハレのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)付近で9日、銃撃事件があり、少なくとも2人が死亡した。警察は容疑者1人を拘束したが、犯人は複数とみられ、警察は引き続き警戒を呼びかけている。手りゅう弾がユダヤ人墓地に投げ込まれたとの情報もある。事件の背景は不透明だが、反ユダヤ主義に基づく犯行の可能性がある。

独東部ハレの銃撃で2人が死亡した=ロイター

9日はユダヤ教の祭日「贖罪(しょくざい)の日」で、シナゴーグには事件当時、70~80人が集まっていた。犯人は内部に入ろうと試みたが、扉を破れなかったという。地元メディアは、戦闘服のような服装でヘルメットをかぶった犯人らしき人物が自動車の陰に隠れて発砲する映像を繰り返し報じている。

犠牲者の1人は女性でシナゴーグ近くの路上で撃たれ、もう1人の犠牲者の男性は周辺の飲食店で被害にあったもよう。ほかに少なくとも2人が負傷して病院に運び込まれた。ハレ近郊の町でも発砲があった。

第2次世界大戦でナチスがユダヤ人を虐殺した反省から、ドイツでは反ユダヤ主義がタブーとされてきた。ただ、最近はユダヤ系住民への暴力や脅迫が増えている。

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