英仏独、安保理緊急会合を要請 トルコのシリア攻撃で

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2019/10/10 0:36 (2019/10/10 1:26更新)
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【ニューヨーク=大島有美子】国連の安全保障理事会は10日に、トルコがシリア北東部で軍事作戦を開始したことを受け、緊急会合を開く。会合は非公開とし、シリアを巡る状況を議論する。英仏独など欧州の5カ国が開催を要請した。

国連の安全保障理事会(ニューヨーク)=国連提供

10日午前にもともと予定している安保理会合に、シリア問題を議題として加える。ロイター通信によると、英仏独は9日、共同でトルコの軍事行動を「強く非難する」との声明をまとめた。イタリアのコンテ首相も同日、トルコの行動は「地域を不安定にし、市民を危険にさらす」と述べ、自制を促した。

国連のグテレス事務総長は9日、報道官を通じて「状況を深く憂慮している。シリアの混乱の収束に軍事的な解決法は要らない」との声明を発表した。報道官は「あらゆる解決策はシリアの尊厳と主権を尊重するものでなければならない」とも強調した。

国連はシリア担当の事務総長特使を置き、和平に向けた動きを支援している。9月下旬には国連の仲介でシリアの新憲法を起草する憲法委員会の設立が合意され、10月末をめどに初会合が開かれる予定だった。

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