松戸市への遺贈、円滑に 千葉銀と協定

地域金融
南関東・静岡
2019/10/9 20:23
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千葉県松戸市と千葉銀行は9日、相続人以外に財産を残す「遺贈」に関する協定を結んだ。高齢化が進み、相続や遺贈への関心が高まる中、同行の専門的な知見を活用することで市への円滑な遺贈につなげる。

締結書に調印した千葉県松戸市の本郷谷健次市長(左)と千葉銀行の篠崎忠義取締役

遺贈は遺言に基づき、財産を法人やNPOなどに寄付する仕組み。松戸市でも土地や建物を寄付したいという相談が毎年数件寄せられるという。ただ、生前に民法で定められた方式で遺言書を作成するなど専門的な手続きが必要で、市では十分な対応が難しいのが現状だった。

今後は市が遺贈を希望する市民から相談を受けた場合、同行に紹介。同行は相続発生後、市へ財産が円滑に寄付されるよう公正証書遺言の作成支援などに応じる。1人につき1回、個別相談を無料で受け付ける。このほか、市が主催する高齢者向けの遺言に関するセミナーなどで、行員が講義を行うことも予定している。

本郷谷健次市長は調印式で「高齢化社会に向かっている中、遺志を継いで有効に使っていくのは重要」と指摘。千葉銀の篠崎忠義取締役は「特に法律や税制面で市民の役に立ちたい」とあいさつした。

遺贈に関して県内自治体と提携するのは、千葉市に続いて2例目。

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