キヤノン、レンズ交換式カメラ「EOS」生産1億台に

エレクトロニクス
2019/10/9 18:09
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キヤノンは9日、レンズ交換式カメラ「EOS」シリーズの累計生産台数が1億台を突破したと発表した。フィルムとデジタルの両方のカメラや、同シリーズの機種として展開するシネマカメラを合わせた数で、1987年の発売から32年で大台に達した。プロ向けから初心者向けまで幅広い機種をそろえ、ユーザーの裾野を広げてきた。

キヤノンの「EOS」シリーズは一眼レフからミラーレスまで幅広い製品をそろえる

シリーズの初号機は「EOS 650」。本体とレンズの間の電気接点を通じて撮影情報などをやり取りする電子マウント方式を世界で初めて採用した。オートフォーカスの一眼レフカメラだ。現在は大分県など九州の3工場や台湾が主な拠点だが、初号機の生産を開始したのは福島工場だった。

89年には最高機種の「EOS-1」、93年には小型軽量の入門機「EOS Kiss」を投入するなど、製品ラインアップを拡充してきた。2012年には映像制作の「シネマEOS」を発売し、法人向けの市場も開拓してきた。

18年には高級ミラーレスの「EOS R」シリーズを投入した。高画質の写真を撮れる大型の「フルサイズ」規格のセンサーを採用。専用の「RFマウント」に対応する交換レンズも順次発売している。19年9月に1億台目を達成したのも「EOS R」だったという。

(諸富聡)

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