応急用ブルーシートに不足懸念 台風19号接近で

2019/10/9 17:04
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台風19号が迫る中、千葉県内ではブルーシートの不足懸念が広がっている(千葉県鋸南町)=共同

台風19号が迫る中、千葉県内ではブルーシートの不足懸念が広がっている(千葉県鋸南町)=共同

大型で猛烈な台風19号が迫るなか、損壊した住宅の応急処置に必要なブルーシートが不足する懸念が出ている。千葉県は台風15号の被災地に政府からの援助を含む20万枚をすでに放出しており、残る備蓄は1万枚程度。ホームセンターや販売店から追加購入しているが「千葉県だけでなく、全国的に在庫が少なくなっている」(防災危機管理部)という。

台風15号では千葉県内で約3万5000棟(9日時点)の住宅損壊被害が発生している。東日本に接近している台風19号は15号以上に強力とみられ、新たな被害の発生が懸念される。

千葉県は台風19号接近に備えて「国内で販売されているブルーシートをすべて購入する方向で動いている」(防災危機管理部)。大型ホームセンターだけでなく、中小規模の商店にも在庫を照会しているが、ブルーシートの素材自体が不足し、全国的に品薄感が強いという。

台風19号の進路に位置するほかの都道府県もブルーシートの調達に動いているといい、それぞれが必要量を確保できるかどうか不透明だ。

千葉県は9日、災害対策本部の会合を開き、台風19号への対応策について確認した。台風15号では被災直後の市町村との連絡体制が不十分だった反省を踏まえ、台風19号の上陸前に全54市町村に県職員を派遣する方針を決定した。

台風15号では県から市町村への「プッシュ型」の支援が機能しなかったこともあり、森田健作知事は「空振りしてもいいので、できる限りの手を打ちたい」と記者団に語った。

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