「10月4日に決断」辞任の関電会長と社長、会見一問一答

2019/10/9 16:54
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9日に記者会見した関西電力の八木誠会長と岩根茂樹社長の主なやり取りは、以下の通り。

会長辞任が決まり、記者会見する関西電力の八木氏(9日午後、大阪市福島区)

――辞任を決めた一番の理由は何か。

八木氏「事態の原因をあぶり出し、信頼回復の歩みを進めるためには、批判の声を真摯に受け止め経営責任を明確にすべきだと考えた」

岩根氏「第三者委員会の結論が出るまで社長は継続するが、会社の代表として批判叱責を受けながら、最後の責務として古くからある様々な問題を徹底的にあぶり出す」

――いつ辞任することを決めたか。

八木氏「10月4日に(岩根氏と)2人で相談して決めた」

――第一線を退く気持ちは。

八木氏「社会の皆さんの信頼を裏切り多大な迷惑をかけ、トップとして申し訳ない」

――どこで経営判断を間違えたと思うか。

岩根氏「前例踏襲主義で問題が外に出ると、原発運営に影響が出ると個人が判断していたことが一番大きい」

八木氏「過去からの慣習を会社として毅然として判断できなかったのが大きな問題。第三者委に検証してもらいたい」

――第三者委の人選はどのように決めたのか。

岩根氏「全てのステークホルダー(利害関係者)のため、独立性や中立性を確保することを前提とした。検事や裁判官など実績や経歴を踏まえ、元検事総長の但木敬一弁護士が適切と判断した」

――第三者委の調査協力は原発再稼働の作業工程にどのような影響が出ると考えるか。

岩根氏「現時点では申し上げられない。これから新しい態勢になって、現地の状況を聞きながら判断していきたい」

――今回の問題の経営への影響はどう思うか。

岩根氏「大変大きいと思っているが、次の関電を背負っていく若くて有能な人材を登用したつもりだ」

――立憲民主党や国民民主党などが関電役員の参考人招致を要求しているが、応じる考えはあるか。

岩根氏「要請があれば真摯に対応したい」

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