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ルノー会長、CEO交代を計画 日産との信頼回復狙う

【パリ=白石透冴】フランス自動車大手ルノーのジャンドミニク・スナール会長が、ティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)の交代を計画していることが分かった。仏紙フィガロなどが8日報じた。ボロレ氏はルノーの元会長兼CEOのカルロス・ゴーン被告に近く、日産自動車との信頼回復の障害になっていると判断したもようだ。

ルノー株15%を持つ筆頭株主の仏政府もCEO交代を支持しているとみられ、18日のルノー取締役会で議題に含めることを検討している。

近く本格的に候補者探しを始めるという。社外人材も対象に含めるが、国を代表する企業であるため、フランス人を中心に人選が進む見通しだ。ボロレ氏が仏政府の意向に抵抗するのは難しいとみられる。

ボロレ氏はゴーン元会長に事実上の後継者として選ばれ、2018年にナンバー2である最高執行責任者(COO)に昇格した。19年1月にCEOに就任したが、ゴーン被告に近い人物との見方はルノー、日産の両方で消えなかった。一部の日産幹部と個人的に仲が悪いとも指摘された。

スナール氏は日仏連合の強化のためにはルノーも経営体制を刷新する必要があると考え、仏政府も了承したとみられる。日産では8日、西川広人氏に代わって内田誠専務執行役員が次期CEOに内定し、体制の一新が決まっている。

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日産自動車が選択を迫られている。
内田誠新社長のもと、業績をどう立て直すのか、筆頭株主である仏ルノーとの関係をどう再構築するのか。

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