経営破綻の米バーニーズに買い手候補 11日に入札期限

2019/10/9 4:30
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【ニューヨーク=河内真帆、高橋そら】8月に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請し経営破綻した米高級衣料品専門店バーニーズ・ニューヨークは8日までに、新たなスポンサー候補が出現したことを明らかにした。裁判所が定めた11日の入札申込期限を前に、買収条件などで詰めの交渉を続けている模様だ。応札する企業や投資ファンドが現れれば、バーニーズは会社の清算を回避できる可能性が高い。

バーニーズは「買い手候補の名前は明かせないが、交渉は進行している」と説明した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米国の投資家グループが約2億2000万ドル(約240億円)を提示し、バーニーズを買い取る準備を進めている。ファッションブランドの合同展示会などを運営するサム・ベンアブラハム氏が中心となり、他の投資家からも買収資金を募っているという。

ベンアブラハム氏は米ニューヨーク発の衣料品店「Atrium(アトリウム)」やセレクトショップ「KITH(キス)」の創業者として知られる。

バーニーズを巡っては米ブルームバーグ通信が、米ブランド管理会社のオーセンティック・ブランズ・グループ(ABG)も買収に興味を示していると報じていた。

バーニーズは8月に米連邦破産法11条の適用を申請した。米国で運営している店舗の大半を閉鎖し、残った店舗についてはつなぎ融資の7500万ドルを得て運営を続ける方針だ。

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