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NYダウ、一時300ドル超安 米中協議への期待が剥落

(更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】8日の米株式相場は続落して始まった。ダウ工業株30種平均は一時、前日比312ドル00セント安の2万6166ドル02セントを付けた。中国企業に対する米政府の新たな禁輸措置などを受けて10日に始まる閣僚級の米中貿易協議の進展期待が後退した。投資家心理が悪化し、幅広い銘柄に売りが先行した。

米商務省は7日、中国が新疆ウイグル自治区でウイグル族を弾圧していることを理由に、監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)や政府機関など計28団体・企業に事実上の禁輸措置を課すと発表した。中国も何らかの報復措置を取るとみられ、両国の関係悪化につながると受け止められた。今週に米国で開かれる貿易協議で、中国の交渉団が滞在期間の短縮を検討していると伝わったこともあり、協議進展は見込みにくいとの観測を誘った。

中国関連銘柄が安い。建機のキャタピラーや航空機のボーイング、スポーツ用品のナイキの売りが目立つ。相対的に安全資産とされる米国債が買われて米長期金利が低下しており、利ざや悪化懸念からゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースも売られている。

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