8日の衆参代表質問の詳細

2019/10/8 23:00
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8日の衆参本会議での代表質問の詳細は次の通り。

▽参院代表質問

長浜博行氏(立民)内閣改造に忙殺され、台風15号の初動対応は全て官僚任せで後手に回った。中東・ホルムズ海峡で米国提唱の有志連合構想に自衛隊は参加できるのか。北朝鮮漁船と水産庁漁業取り締まり船衝突の詳細は。安定的な皇位継承について速やかに検討を。「即位礼正殿の儀」に合わせ恩赦を実施するのか。

世耕弘成氏(自民)どのように日韓関係を健全に戻すのか。参院選は憲法改正を議論すべきだというのが国民の審判だ。

▽衆院代表質問

泉健太氏(国民)消費税を10年くらい上げる必要はないとの発言の根拠は。補正予算を組むか。米軍普天間基地の名護市辺野古移設の費用はどれほど膨らむか。国民投票法改正案にCM規制などを盛り込む必要がある。

斉藤鉄夫氏(公明)あおり運転の被害が後を絶たない。根絶に向け、厳罰化を図るなど実効性ある対策を取るべきだ。

志位和夫氏(共産)関西電力の事件で、関電の第三者委員会任せでは真相が隠される。政府自ら徹底的に調査すべきだ。

馬場伸幸氏(維新)東京電力福島第1原発の処理水は、多核種除去設備(ALPS)を活用し、希釈を行えば、海洋放出できる。憲法審査会で議論が進展しない場合は、衆院解散に打って出る思いで取り組むべきだ。

▽政府答弁

安倍晋三首相

【憲法改正】参院選などを通じて示された国民の声は、憲法改正の議論を行うべきだというものだ。自民党は既に改憲のたたき台を提示している。立憲民主党はじめ野党各党にも案を持ち寄っていただき、憲法審査会の場で国民の期待に応える活発な議論を行ってほしい。良識の府である参院で与野党を超えた議論が深められることを期待する。与野党の枠を超えた議論を深める中で、令和の時代にふさわしい憲法改正原案を策定していただくことを期待する。

【国民投票法改正案】CM規制の必要性は、国民投票運動の在り方など投票制度の根幹に関わる。国会で議論してもらうべき事柄だ。

【台風15号】内閣改造で対応が遅れたとの指摘は当たらない。

【北朝鮮漁船衝突】北朝鮮側に抗議した。漁船の違法操業は確認されていないことから、身柄の拘束は行わなかった。

【米国主導の有志連合構想への自衛隊参加】さまざまな角度から検討し、総合的に判断する。

【日韓関係】国と国との約束を順守することにより、健全な関係に戻していくきっかけをつくることを求める。

【即位礼正殿の儀に合わせた恩赦】実施する場合には内容と趣旨を国民に理解いただけるよう、真摯に説明する。

【安定的な皇位継承】男系継承が古来、例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえながら、慎重かつ丁寧に検討を行う必要がある。

【消費税増税】安定的な経済再生と財政健全化に一体的に取り組むことで、今後10年程度は消費税率を引き上げる必要はないのではないか。

【補正予算】現時点で具体的に想定していない。

【あおり運転】あらゆる刑罰や法令を適用し厳正な取り締まりに努め、罰則の強化も引き続き検討を進める。

【関西電力役員らの金品受領問題】電気事業者たるものは、料金を支払う利用者から不信を持たれることがないよう、常に適正な運営に努めるのは当然だ。

【福島第1原発処理水】政府として科学的かつ丁寧な議論の上に結論を出す。

〔共同〕

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