シャープ、天候に応じ室温調整するエアコン クラウドで

2019/10/8 19:24
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シャープはクラウドから取得した気象予報データを元に温度や湿度を自動で調節する機能を持つエアコンを10月25日に発売する。従来はエアコンに専用のソフトを組み込んでいたが、クラウドを活用することでコストを抑える。睡眠中にリモコンを操作しなくても、部屋が暑すぎたり寒すぎたりしないようにする。

気象予報データをもとに、睡眠中に自動で温度や湿度を調整する(8日、大阪府八尾市)

商品名は「プラズマクラスターエアコン Xシリーズ」で、睡眠改善プログラムを手掛けるスタートアップ、ニューロスペース(東京・墨田)と共同で開発した。想定価格は1番大型のもので、税別37万円前後。

毎日更新される1時間ごとの気象予想データを元に室温を制御する。予報に合わせて緩やかに温度を調整するので、省エネにもつながる。従来製品よりも1~2割程度、消費エネルギーを抑えられるという。

従来はエアコン本体にデータを処理するソフトを組み込む必要があり、コストが増えがちだった。同社によると、クラウドから取得した気象予測データを活用するエアコンは国内で初めて。「クラウドを活用することで、今後様々な価格帯の商品にIoT機能を搭載したい」(国内空調・PCI事業部長の中島光雄氏)狙いだ。

シャープはAIやIoT機能を搭載した家電の開発に力を入れている。これまでも利用状況や部屋の特性を分析することで、利用者が快適と感じる室温に自動で設定されるといった機能を持つエアコンを手掛けていた。

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