三陸鉄道、4~8月の利用客2倍 リアス線効果で好調続く

2019/10/8 18:38
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岩手県の第三セクター、三陸鉄道(宮古市)は8日、2019年4~8月の利用客数が前年同月比約2倍の49万4582人に上ったと発表した。JR山田線宮古―釜石間の移管を受けて開業したリアス線効果による利用の押し上げが続き、20年3月期の最終利益が3009万円と4期ぶりの黒字転換になるとの見通しも明らかにした。

区間別の利用客数は新たに開業した釜石―宮古間が25万2554人。既存区間でも盛―釜石間が39.1%増の25万2554人、宮古―久慈間も12.5%増の20万3890人とそれぞれ伸びた。

20年3月期の単独決算見通しでは、経常収益は約2.1倍の7億2278万円で、経常費用は9億8711万円。2億6432万円の経常赤字となるが、国や県などからの補助金を特別利益として計上し、3009万円の最終黒字を見込む。

中村一郎社長は「12月以降は利用客の減少が見込まれる。沿線住民に鉄道利用を呼びかけたり、観光集客イベントに知恵を絞るなどして、目標とする年間利用客116万人を何とか達成したい」と話している。

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