タイ外食MK、冷蔵倉庫を稼働 低温輸送を外部提供

アジアBiz
2019/10/8 18:36
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【バンコク=村松洋兵】タイ外食大手MKレストラングループは8日、バンコク近郊で建設していたタイ最大規模の冷蔵・冷凍倉庫が稼働したと発表した。総投資額は17億5000万バーツ(約60億円)。MKの鍋料理店などで使う食材を保管し、タイ全土で展開する約700店に配送する。タイでは生鮮食品の需要が高まっており、コールドチェーン(低温輸送網)を外部企業にも提供する。

自動化設備を導入して従業員の作業負担を軽減する(バンコク近郊)

倉庫は日本の物流大手センコーグループホールディングスと設けた合弁会社が運営する。倉庫面積は約2万1000平方メートルで常温、冷蔵、冷凍に対応する。近隣のセントラルキッチンで加工した食材を保管し、自社保有の170台のトラックで各店舗に配送する。食材の搬出入にIHIが製造した自動化設備を導入して作業負担を軽減する。

MKはタイで鍋料理のタイスキ店や日本食の「やよい軒」を展開しており、店舗数を1000店まで増やす計画を掲げる。バンコク近郊に食材加工や物流機能を集約して経営を効率化させる。

新設した倉庫の半分は自社向けだが、残りは食品スーパーや他の外食企業などに提供して物流業務を請け負う。合弁会社は2025年に16億バーツの売上高を目指す。

記者会見したMKのリット・ティラコーメン最高経営責任者(CEO)は「タイを拠点に周辺国でも低温輸送を展開したい」と述べた。

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