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川崎の和菓子店、森永製菓の休眠特許活用で新商品

記者会見で大福をほお張る川崎市の福田紀彦市長(右)とスエヒロの三藤哲也社長

和菓子店「菓子匠末広庵」を展開するスエヒロ(川崎市)は9日、森永製菓の休眠特許を活用した新商品を発売する。川崎市や川崎信用金庫などが推進する「知的財産交流事業」を通じて森永の特許をスエヒロに紹介。スエヒロは宇治抹茶クリームとチョコレートあんを使って、体脂肪低減効果が期待できる大福に仕上げた。

発売する「エンゼルのほっぺ」は1個40グラムで160円、6個入り1000円。川崎市内や横浜市内、東京・銀座の直営店のほか、自社のネット通販サイトでも販売する。

利用する森永の特許は、チョコレートのカカオポリフェノールと茶カテキンを質量比5対1から5対8の割合で含有すると体脂肪低減効果をもつというもの。同特許の範囲内で作ったチョコレートあんと宇治抹茶クリームを、砂糖や添加物を加えずに柔らかさを保つスエヒロ独自製法の餅で包んだ。

森永は自社の知的財産権を他社に無料でライセンスする代わりに、知財の利用企業が子どもたちの教育環境改善などに取り組む団体に寄付をする「エンゼル・スマイル・プロジェクト」を実施している。同プロジェクトに基づき、スエヒロは「エンゼルのほっぺ」の販売1個につき1円を「音楽のまち・かわさき推進協議会」に寄付する。

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