返礼品和牛「ほぼ脂身」 鹿児島と宮崎、自治体謝罪

2019/10/8 18:11
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鹿児島県いちき串木野市で2018年度、ふるさと納税返礼品の県産黒毛和牛を受け取った寄付者から「ほとんどが脂身だ」などの苦情が100件以上寄せられていたことが8日までに分かった。宮崎県美郷町が返礼品として発送した県産黒毛和牛にも同様の問題が判明。いずれの自治体も、寄付者に謝罪した。

いちき串木野市によると、委託先業者の「肉の寺師」(鹿児島市)が昨年10月から1カ月弱、商品を発送。直後から苦情が相次ぎ、市と業者は交換などの対応を取った。同社の寺師大策専務は「期待値と商品にずれがあったかもしれない。苦情には適切に対応したと考えている」と話した。

一方、美郷町によると、返礼品の「宮崎県産黒毛和牛薄切り800グラム」を受け取った東京都内の男性が今月5日、ツイッターに「ほとんど脂身の物が送られてきました」と写真を添えて投稿。約40人に同じ返礼品が送られており、品質などの状況を確認した上で、交換や返金などに応じるという。

委託先の宮崎市内の食肉加工業者は取材に対し、従業員が脂身が多いことを認識しながらもそのまま加工し、包装時の品質チェックも甘かったことが原因としている。

〔共同〕

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